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プロフィール
いわし工房
いわし工房
夫 いわし、妻 つみれ、息子 しらす(0歳)。毎週末は、四国の海へ。基本ゆるく、時々ガチで、ハンドメイドの道具を作ってます(主にいわし)。当工房の広報部、辛口味見係はつみれ。販売は現状しておりません。試作を重ね将来は販売予定です。

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上記のお知らせは30日以上更新のないブログに表示しています。
記事を更新するとこのお知らせは表示されなくなります
  

Posted by naturum at

2018年07月18日

新作に向けてのワイヤー曲げ


こんにちはいわしです。
大雨の日が続いたかと思うと、次は連日の猛暑日(汗)。
私たちの住む徳島では川の増水はあったものの、幸い大きな被害はなく
平凡な日常に戻ろうとしていた矢先、、、やってしまいましたよ。

熱中症。

室内だからといって油断しているとひどい目に遭います。
私の場合は大好きなお酒と睡眠不足、温度管理が相まって
ひどい頭痛と立ちくらみに襲われました。
みなさんも夏の飲み過ぎには気をつけてください(苦笑)。

それはさておき、新しく小型のシンペン作製に着手しました。

テンプレートを元にバルサの大まかな造形を済ませ
ワイヤーを形成していきます。








使う道具はペンチと丸ペンチと簡単な治具。





まずはこのようにワイヤーを曲げて






反転させるように丸ペンチで曲げて行きます。
当工房のアイ(ワイヤー)はティアドロップ型にしています。







補助的に治具を使って曲げる場所を決めて
フリーハンドで曲げていきます。





曲げ終わるとねじれを補正。
(まだねじれてますね。)






今回は鋳造ウエイトで作っていきます。






鋳造が完了したのがこれ。
ウエイト位置は3種類にしてみました。
どれがどんな動きになるのかを想像しただけで楽しいのですが、
実際はそううまくいかないですね(苦笑)。
0.7号のセキ糸で補強しておきます。

今回は0.7mmの硬質ステンで形成しましたが、ワイヤーの太さが変わっても基本作業は同じです。
大きなルアーは、あまりのワイヤーを長くしてセキ糸を2号位迄上げるくらい。

ワイヤー曲げは以上。

あくまで自己流です。もっと効率のいい曲げ方もあると思いますので、参考までに。  

Posted by いわし工房 at 13:56Comments(0)ハンドメイドルアー

2018年06月30日

メタルジグの作り方②


こんにちはいわしです!

先日に引き続きメタルジグの作り方を紹介していきます。

鋳造が終わったジグに、まずは下地を塗装します。




プライマーとサーフェーイサーを吹き付けた段階です。
ここからサンディングとサーフェーイサー吹き付けを繰り返し、鋳造でできてしまう 凹凸や傷を消して行きます。

その後セルロースでコーティングを行いアルミ張りです

今回はアルミ箔を使用します。(アルミテープの方がジグには向いている気もする)





まずは型作り。
エッジをきかせたジグなので、エッジに対してツライチで貼る為にマスキングで縁取りします。


PPシートに貼り直してカットすればテンプレートは完成。





テンプレートをウロコ模様を付けたアルミ箔に置き縁をなぞります。




カットした物に側線を書いて貼付けます。




リターダーを使って下のセルロースを溶かして貼付けます。



その後何度かディッピングを行いアルミの段差がなくなったタイミングで
1層目の塗装を行います。





色止めを挟んで2層目




色止めを挟んで2層目
分かりにくいですがバックにウロコ模様を吹きました。




さらに色止めを挟んで顔のアルミと3層目の塗装
目玉をつけて最終のディッピングを行います。







10回程度ディッピングして完成です。




目玉に気泡が入らないようにシャバめのセルロースでディッピングしたところ、
溶剤が強すぎたのか、色止めが足りてなかったのか、色流れしてしまいました。

また新たな課題が残る結果となりましたが。
今のところはこんな感じで作っています。  

Posted by いわし工房 at 13:17Comments(0)ハンドメイドルアー

2018年06月12日

メタルジグの作り方①

こんにちはいわしです。

本日はメタルジグについて書いてみようとおもいます。


現在作成中の新作メタルジグ。
25gのフロントウエイトです。
当工房では基本的にフロントウエイトが多いです。

フロントウエイトメリットとしては
・フォール時に平行姿勢でひらひら木の葉のように落ちていくアクションが出しやすいため、スローに誘える。
・ジャークを入れるとスライドアクションが出やすい。
・ベイトライクな造形が可能。
・使っていて楽しい(私感)。

上記の理由からフロントウエイトをメインに作製しております。

逆にデメリットは
・飛距離が出ない。
・底取りに時間がかかる。
・テイリング(エビ)を起こしやすい。
etc.

これらデメリットをできるだけ軽減する事が現在の課題。

では、ジグの作り方を簡単にまとめてみます。




まずは造形。
ここから更にシェイプしていきます。

素材は削りやすいのでバルサを使用。
この段階で使うワイヤーの太さ、リング(アイ)径を決めてしまいます(若干の変更は可能)。
今回は1mmのステン硬線で4mmのリングにしました。
30lbくらいまでなら問題ないかと。

この後セルロースで5回程度ディッピングとヤスリ掛けをおこないます。



そしてサーフェイサー吹き付け。
これをしないと微妙な凹凸、左右のバランスがとれません。
何度か吹き付けとヤスリ掛けを行いマスターを完成させます。


型取りです。
粘土を、使って片面ずつ型を作ります。

試作品なのでシリコンは白い(安い) やつで十分。
多分280度くらいで鋳造していますが、今のところ不具合はでていません。
大きな物や、大量に作る時は耐熱シリコンの方が良いとはおもいますが。

型に空気の逃げ道を掘っておくとキレイに流れてくれます。


ベランダにてキャンプ用のバーナーで鋳造しました。
入口が狭かったのか、
温度が高すぎたのか、
鉛の調合を変えたせいなのか、
実感凹んでしまいました(苦笑)。
そこまでバランスに影響なさそうなのでパテで埋めてそのままいきます。

今回のジグはエッジをきかせたモデルにしてみたのですが、
比較の為に1g分エッジを削ったランドタイプ(写真左)も作製してみました。
スイムテストの結果、エッジ有無の差は顕著にあらわれましたよ。
(アクションについては後日書きたいとおもいます)

現在の進捗状況ここまで。次回は下地とアルミ貼り〜  

Posted by いわし工房 at 15:39Comments(0)ハンドメイドルアー

2018年06月02日

☆★テスト企画①★☆

こんにちはいわしです。

カタクチイワシのシンキングペンシルが完成いたしました!




今回のモデルは製作期間1ヶ月ですので約30回のセルロースコーティングを行いました。

80mm/5gと100mm/12gの2サイズ、それぞれ微妙にウエイトの位置を変えて作ってみましたが、
浴槽でのスイムテストでは狙っていた違いは出ませんでした(苦笑)。
ただ、どの子もロールとスライドアクションがいい感じにでるのでかなり釣れそう!

初めて顔のアルミの1枚貼りに挑戦してみましたがいかがでしょう?



上が1枚貼り、下がいつもの2枚貼り。
やっぱり1枚貼りの方がリアルですね。
鰓の模様はまだ定まっていませんが。

目はオリジナルシェルアイ。




貝のヒビと気泡が目立ってしまいました(汗)。





あと100mm方も同じサイズの黒目にしたので、イッちゃってる感じになってしまいました。
改善点は多いです。
鰓の朱色はいい感じになりました。




背中はウロコ模様を吹いてみましたが、
これも扇形になるように吹いたつもりが菱形の部分が出来てしまいました。
まだまだですね。


上記の改善点に加えて、ボディのアルミのシワなど全体的に課題が残りましたが、
今回の制作でヒントは得ましたので、次回作では失敗しないように取り組みたいです。




ひとまずは、この子たちの内2匹をテストに出したいと思います。
ツイッターで募集をかけますのでご興味のある方はよろしくお願いいたします!  

Posted by いわし工房 at 13:37Comments(0)ハンドメイドルアー

2018年05月24日

バルサルアーの作り方 ②

こんにちはいわしです。
昨日に引き続きバルサルアーの作り方を紹介したいと思います!
※あくまで自己流のため異論大歓迎です。

本日はセルロースセメントについて書いていきます。


当工房では現在2種類のセルロースセメントを使用しております。
色々使ってみましたがこれらに落ち着いております。


ディッピング10回サンディング2回で段差も綺麗に消えてくれます!

セルロースの特性は下の皮膜を“溶かし ”ながら上塗りされる為、最終的に厚い一層のコーティングになることです。
ただ“溶かす ”には、塗装中の色流れやアルミの段差部分が凹む等、様々なトラブルがつきものです。
当工房も色々な方法で対策を行っております。


対策その1は溶剤(溶解)の強さです。
セルロースセメント(Feather)<セルロースセメント(藤倉)<ラッカーシンナー<アノン(シクロヘキサノン)
※個人の感覚に基づく
これがなにかというと、「皮膜の溶かしすぎ」「収縮の強すぎ」対策です。
弱い溶剤の皮膜の上から強い溶剤の皮膜をつけると、上記のトラブルの原因になります。感覚ではディッピング5回分くらい溶かしている気がします。
ですのでコーティングの順番は強い溶剤から順番に溶剤を弱くしていく方法をとっております。
【例 】ステップ1(藤倉セルロース5:シンナー3:アノン2)→ステップ2(藤倉セルロース6:シンナー3:アノン1)→ステップ3(藤倉セルロース7:シンナー3)→ステップ4(フェザーセルロース7:シンナー3)
※そこまで厳密にではない。
といった感じでコーティングしています。
2019年3月:アルミ張り直後のステップ3にてアルミの段差がおもいっきり凹むトラブル発生。原因追求中。

対策その2は養生時間。
これは簡単!最低1日はコーティング間の時間を空けるだけ。(注)夏場は2日以上空けるとひび割れます。
上下ひっくり返しながら1日一回のディッピング(ドブ漬け)コーティングを行います。
ディッピングはアイに気泡がかまないようにゆっくり沈めて、むらにならないようにゆっくり揚げます。


対策その3は色止め。(カブってしまいましたが気にしません)
1、2の対策だけで以外といけちゃうこともありますが、念のために行うのがエアブラシによる吹き付けです。
ここでも同じ、対策その1のステップにある希釈度のセルロースを吹き付けます。(気持ち強めでもOK!)
特にクレオスMr.カラーのブラッ ク、クリアカラーは流れやすいのでこれらを吹く場合には念入りに。

対策は以上!偉そうに書いてみましたが未だに失敗しまくりです。
一番はやはり横着しないことですかね(苦笑)。

※この記事で紹介したコーティング剤にはシンナーやトルエンなどの毒性の強い有機溶剤が含まれます。
使用する場合十分な換気ができる場所、若しくは屋外で作業を行なって下さい。  

Posted by いわし工房 at 16:06Comments(1)ハンドメイドルアー

2018年05月23日

バルサルアーの作り方

こんにちはいわしです。
いわし工房のルアー製作について簡単に紹介したいと思います。

現在、当工房ではバルサルアー、メタルジグ、ジグヘッドなどソルトウォーターで使用するルアーを始め、ヤエンやウキなどの私の趣味嗜好に偏った物作りをおこなっています。
買った方安くていいやん?と思われる様な物も多々ありますが、そのものをあえて作るハンドメイドの楽しさを少しでもお伝え出来ればと思います。

まず初回は、バルサルアーの作り方を紹介します。
※あくまで私流ですので異論大歓迎です。



バルサはホームセンターに売っている一般的なものを使用しています。出来るだけ木目の少ないものを選ぶと、削る際にムラになりにくい!気がします。
比重の近い2枚を張り合わせて大まかに形成後、剥がして内部を組みます。
試作品は基本的に写真の方法をですが、極端な低重心などは鋳造したオリジナルウエイトを組みます。
ワイヤーは硬質ステンです。



そして圧着。エポキシ、瞬接両方使いますが、まだ割れる様な大きな魚を掛けたことがないので、どっちがいいのか分かりません。



カッターで理想的な形まで削って、



ヤスリで整えます。
ここでは、300番程度のから研ぎでフィニッシュです。この状態でセルロースの工程に進みます。

今日はここまで。
次回はセルロースセメントについて書いていきます!
  

Posted by いわし工房 at 13:30Comments(0)ハンドメイドルアー