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プロフィール
いわし工房
いわし工房
夫 いわし、妻 つみれ、息子 しらす(0歳)。毎週末は、四国の海へ。基本ゆるく、時々ガチで、ハンドメイドの道具を作ってます(主にいわし)。当工房の広報部、辛口味見係はつみれ。販売は現状しておりません。試作を重ね将来は販売予定です。

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上記のお知らせは30日以上更新のないブログに表示しています。
記事を更新するとこのお知らせは表示されなくなります
  

Posted by naturum at

2019年01月15日

作業台をDIY

こんにちはいわしです。

しばらく放置ぎみでしたが、引越も落ち着いて
ちょこちょこ作業が出来るようになって来たのでまたちょくちょく記事を書きたいと思います。

早速ですが、新居の作業部屋(工房)を設営するにあたってスペースができ新たに作業台を設けることにしたので、誰でも簡単にできる作業台の作り方をご紹介したいと思います。

↑カーテン下のスペース

まずは簡単に設計図を作製しましす。
今回は安価でどこのホームセンターでも販売されている2×4材使うことを前提に作図。

図面の寸法を元にホームセンターでカットしてもらいます。
自分でカットすることを考えると、30円のカット代でミリ単位のカットをして下さるホームセンターのスタッフさんには感謝しかありませんね!
2×4材6F(約1800mm)を6本と天板用の12mmベニヤ、ダボ、カット代合わせても4000円くらいの材料費で収まりました。


今回はダボ継ぎで作りたかったので、こんなもの↓を準備しました。
同じ2×4材の端っこを使ったダボ治具です。中央に穴を3つ空けてスペーサーを突っ込んだだけの簡単な治具ですが、毎回材料に線を引かなくても決まった場所に垂直なダボ穴が掘れます。

継ぐ部分の全てに穴を空け終わったら、いよいよ組み立て!
両サイドの足は木工用ボンドで補強してあて木した上からトンカチで叩いてはめ込みます。

長い方の幕板は移動する際バラせるように、鬼目ナットで固定。

最終的にこの状態まではバラせます↓

さあ、いよいよ最終組立!
ピッタリハマるか不安でしたが、、、

うまくいきました!笑

天板をのせて完成です!

すべて2×4で組んだので、素人のDIYでも大人が乗ってもビクともしない、丈夫な作業台になりました。
作業スペースも今迄より格段に広く取れるので作業効率もUPすることまちがいなしです!
ボール盤や糸ノコ盤なんかも置きたくなりますね!(購入したいけどつみれちゃんに何を言われるか。。。苦笑)

※今回はダボ継ぎがしたかっただけで、ビスでも問題なくできると思います
  

Posted by いわし工房 at 13:59 Comments(0) その他物作り

2018年09月20日

アイ(目)の作り方。

こんばんは、いわしです。

朝晩は大分涼しくなり、釣りをするのも快適な季節になりましたね。
最近は豆アジとアオリイカの新子に遊んでもらっております。

それはさておき、さぼりにさぼっていましたルアー制作の記事を書いて行こうと思います。
今回はアイ(目)の作り方です。

多くのビルダーさんがアイには拘りをもたれていると思います。
なぜなら、アイのデザインでルアーの印象が変わるといっても過言ではないほど、その存在感は偉大。
リアル系にしろ、デフォルメ系にしても目を変えるだけで雰囲気はころっと変わります。



いわし工房ではティアドロップ型のシェルアイをメインに使用しています。
色々な作り方があると思いますので参考迄に紹介いたします。




まずはベース作り。
シェルシール(日本アワビグローバック)とアルミシールを張り合わせます。




シェルシートの継ぎ目を避けてポンチで抜き、釘と木片で作った土台に並べて行きます。




今回は3種類のベースを用意しました。
右から日本アワビグロー、ニュージーランドナチュラル、アルミのみ




次に黒目のリングを作って行きます。




同じ長さにカットしたステンレス軟線を丸ペンチでティアドロップ型に曲げて行きます。
このときリングを平にしておくのがポイント。




先程のベースに薄くレジンを落として行きます。
セリアのレジンがお気に入りです。



ドットペ ンで満遍なくならしていきます。



リングを中央にセッティング。
アルミのみの物にはパールマイカをまぜたレジンを乗せてます。


この状態で直射日光に当たる所で1日硬化させます。
(UVライトがあれば数分)



レジンが硬化したらグリーンパールを混ぜたブラックの塗料をリングに流し込みます。




塗料が硬化したらドーム状にレジンを乗せていきます。




気泡が入ってしまったら排除してまた1日硬化させます。
(UVライトがあれば数分)





完全硬化したら完成!
完成したアイはクラフトテープに乗せ変えて出番が来るまで待機してもらいます。

以上がいわし工房のアイの作り方になります。
参考になりましたかね?大したことはしてませんが一応拘って作ると楽しい物ですよ。
前はイラレでデザインしたプリントアイを使ってたんですが、
この方法にしてからはルアーに表情(不揃いなだけ) が出てきた気がします。苦笑

よかったら皆様も自作アイに挑戦してみてはいかがでしょう。  

Posted by いわし工房 at 22:26 Comments(0)

2018年07月18日

新作に向けてのワイヤー曲げ


こんにちはいわしです。
大雨の日が続いたかと思うと、次は連日の猛暑日(汗)。
私たちの住む徳島では川の増水はあったものの、幸い大きな被害はなく
平凡な日常に戻ろうとしていた矢先、、、やってしまいましたよ。

熱中症。

室内だからといって油断しているとひどい目に遭います。
私の場合は大好きなお酒と睡眠不足、温度管理が相まって
ひどい頭痛と立ちくらみに襲われました。
みなさんも夏の飲み過ぎには気をつけてください(苦笑)。

それはさておき、新しく小型のシンペン作製に着手しました。

テンプレートを元にバルサの大まかな造形を済ませ
ワイヤーを形成していきます。








使う道具はペンチと丸ペンチと簡単な治具。





まずはこのようにワイヤーを曲げて






反転させるように丸ペンチで曲げて行きます。
当工房のアイ(ワイヤー)はティアドロップ型にしています。







補助的に治具を使って曲げる場所を決めて
フリーハンドで曲げていきます。





曲げ終わるとねじれを補正。
(まだねじれてますね。)






今回は鋳造ウエイトで作っていきます。






鋳造が完了したのがこれ。
ウエイト位置は3種類にしてみました。
どれがどんな動きになるのかを想像しただけで楽しいのですが、
実際はそううまくいかないですね(苦笑)。
0.7号のセキ糸で補強しておきます。

今回は0.7mmの硬質ステンで形成しましたが、ワイヤーの太さが変わっても基本作業は同じです。
大きなルアーは、あまりのワイヤーを長くしてセキ糸を2号位迄上げるくらい。

ワイヤー曲げは以上。

あくまで自己流です。もっと効率のいい曲げ方もあると思いますので、参考までに。  

Posted by いわし工房 at 13:56 Comments(0) ハンドメイドルアー

2018年06月30日

メタルジグの作り方②


こんにちはいわしです!

先日に引き続きメタルジグの作り方を紹介していきます。

鋳造が終わったジグに、まずは下地を塗装します。




プライマーとサーフェーイサーを吹き付けた段階です。
ここからサンディングとサーフェーイサー吹き付けを繰り返し、鋳造でできてしまう 凹凸や傷を消して行きます。

その後セルロースでコーティングを行いアルミ張りです

今回はアルミ箔を使用します。(アルミテープの方がジグには向いている気もする)





まずは型作り。
エッジをきかせたジグなので、エッジに対してツライチで貼る為にマスキングで縁取りします。


PPシートに貼り直してカットすればテンプレートは完成。





テンプレートをウロコ模様を付けたアルミ箔に置き縁をなぞります。




カットした物に側線を書いて貼付けます。




リターダーを使って下のセルロースを溶かして貼付けます。



その後何度かディッピングを行いアルミの段差がなくなったタイミングで
1層目の塗装を行います。





色止めを挟んで2層目




色止めを挟んで2層目
分かりにくいですがバックにウロコ模様を吹きました。




さらに色止めを挟んで顔のアルミと3層目の塗装
目玉をつけて最終のディッピングを行います。







10回程度ディッピングして完成です。




目玉に気泡が入らないようにシャバめのセルロースでディッピングしたところ、
溶剤が強すぎたのか、色止めが足りてなかったのか、色流れしてしまいました。

また新たな課題が残る結果となりましたが。
今のところはこんな感じで作っています。  

Posted by いわし工房 at 13:17 Comments(0) ハンドメイドルアー

2018年06月21日

ルレット作成 〜ボンボン時計解体の段〜

こんばんはいわしです。

ハンドメイドルアーの側線用ルレット作ってみました。



まえまえから100円均一で売っている物を使っていたのですが
サイズ感がウロコ模様に対していまいちマッチしなかったので色々探していました。



今回使用したのが真ん中のサイズ。
70mmから100mmくらいのルアーに調度いい感じです。

どこで見つけたかというと、この中↓








ボンボン時計というゼンマイ式の時計。
壊れた物をいただきました。

早速空けてみると…。






いっぱいありました!






ドリルでバラして。






3mmの内径に合わせて柄とピンを付ければ出来上がりです。






使用感は問題無し!
これで新たなサイズの側線が書けるようになります(喜)。  

Posted by いわし工房 at 18:00 Comments(0) その他物作り

2018年06月12日

メタルジグの作り方①

こんにちはいわしです。

本日はメタルジグについて書いてみようとおもいます。


現在作成中の新作メタルジグ。
25gのフロントウエイトです。
当工房では基本的にフロントウエイトが多いです。

フロントウエイトメリットとしては
・フォール時に平行姿勢でひらひら木の葉のように落ちていくアクションが出しやすいため、スローに誘える。
・ジャークを入れるとスライドアクションが出やすい。
・ベイトライクな造形が可能。
・使っていて楽しい(私感)。

上記の理由からフロントウエイトをメインに作製しております。

逆にデメリットは
・飛距離が出ない。
・底取りに時間がかかる。
・テイリング(エビ)を起こしやすい。
etc.

これらデメリットをできるだけ軽減する事が現在の課題。

では、ジグの作り方を簡単にまとめてみます。




まずは造形。
ここから更にシェイプしていきます。

素材は削りやすいのでバルサを使用。
この段階で使うワイヤーの太さ、リング(アイ)径を決めてしまいます(若干の変更は可能)。
今回は1mmのステン硬線で4mmのリングにしました。
30lbくらいまでなら問題ないかと。

この後セルロースで5回程度ディッピングとヤスリ掛けをおこないます。



そしてサーフェイサー吹き付け。
これをしないと微妙な凹凸、左右のバランスがとれません。
何度か吹き付けとヤスリ掛けを行いマスターを完成させます。


型取りです。
粘土を、使って片面ずつ型を作ります。

試作品なのでシリコンは白い(安い) やつで十分。
多分280度くらいで鋳造していますが、今のところ不具合はでていません。
大きな物や、大量に作る時は耐熱シリコンの方が良いとはおもいますが。

型に空気の逃げ道を掘っておくとキレイに流れてくれます。


ベランダにてキャンプ用のバーナーで鋳造しました。
入口が狭かったのか、
温度が高すぎたのか、
鉛の調合を変えたせいなのか、
実感凹んでしまいました(苦笑)。
そこまでバランスに影響なさそうなのでパテで埋めてそのままいきます。

今回のジグはエッジをきかせたモデルにしてみたのですが、
比較の為に1g分エッジを削ったランドタイプ(写真左)も作製してみました。
スイムテストの結果、エッジ有無の差は顕著にあらわれましたよ。
(アクションについては後日書きたいとおもいます)

現在の進捗状況ここまで。次回は下地とアルミ貼り〜  

Posted by いわし工房 at 15:39 Comments(0) ハンドメイドルアー

2018年06月02日

☆★テスト企画①★☆

こんにちはいわしです。

カタクチイワシのシンキングペンシルが完成いたしました!




今回のモデルは製作期間1ヶ月ですので約30回のセルロースコーティングを行いました。

80mm/5gと100mm/12gの2サイズ、それぞれ微妙にウエイトの位置を変えて作ってみましたが、
浴槽でのスイムテストでは狙っていた違いは出ませんでした(苦笑)。
ただ、どの子もロールとスライドアクションがいい感じにでるのでかなり釣れそう!

初めて顔のアルミの1枚貼りに挑戦してみましたがいかがでしょう?



上が1枚貼り、下がいつもの2枚貼り。
やっぱり1枚貼りの方がリアルですね。
鰓の模様はまだ定まっていませんが。

目はオリジナルシェルアイ。




貝のヒビと気泡が目立ってしまいました(汗)。





あと100mm方も同じサイズの黒目にしたので、イッちゃってる感じになってしまいました。
改善点は多いです。
鰓の朱色はいい感じになりました。




背中はウロコ模様を吹いてみましたが、
これも扇形になるように吹いたつもりが菱形の部分が出来てしまいました。
まだまだですね。


上記の改善点に加えて、ボディのアルミのシワなど全体的に課題が残りましたが、
今回の制作でヒントは得ましたので、次回作では失敗しないように取り組みたいです。




ひとまずは、この子たちの内2匹をテストに出したいと思います。
ツイッターで募集をかけますのでご興味のある方はよろしくお願いいたします!  

2018年05月29日

18.05.27〜28 スズキ

こんにちは。いわしです。

初釣行記を書いてみます!
とは言ってもデータ取り用の日記の様なものですので、大した内容がございませんが悪しからず。

5/27【フラット狙い】
やや県南部の堤防にイワシ接岸情報が入ったので様子見に行ってきました。

AM3:00にポイント入りしメバル狙いでスタート。

風は北よりの1mくらいで比較的快適!
1時間程ジグ単メインでやってみましたが

異常なし。

明るくなって来たので、現在注力作成中のジグヘッドのテストに変更。
18gのヘッドにアルカリシャッドをセッティングし、フルキャストからボトムを丁寧に探って行きます。
ベイトの気配がなく、エソすら当たらない状況が続きましたが、
徐々に沖の方からキラキラひかるお魚さん(カタクチイワシ)の群れ寄ってくる!

単発ですがシーバスらしきボイルも起き ている模様。


期待しながらより丁寧にさぐるものの

異常なし。

その後イワシさんたちもどこかにいってしまい平和な感じに。

少し粘っていると北側からまたしてもお魚の大群が入って来る!

でも今回はボイルを伴っていない。。。

よく見ると小サバがシラスを追い回してる。(スケールの小さいナブラでしたとさ)。

この日は人も多かったのですが、誰も釣れてない状況だったので、早々に帰宅することにしました。


5/28【フラット狙い】
この日は代休を利用して平日釣行!

とは言っても、つみれちゃん(妻)と買い物をすませて、単独で15:00〜ののんびりスタート。

風の予報は南南東4・5mということで、徳島市内で釣りが出来そうなポイントをチョイス!

1箇所目。
18gのジグヘッドにアルカリシャッドをセッティングし、意気揚々と堤防を登るが、

タコカゴが一面に。。。
というかとどこ迄も続いてる(唖然)。

ということで、2カ所目。
私自身、あまりフラットを釣ったことはないが、たまに釣ってる方を見かけるポイント。

前日同様フルキャストからのボトムトレースで探って行くとショートバイトが2回!

でもエソっぽい。

ベイトも見えないし、今日もダメかなと潮目を探っていると。

手前で銀ピカシーバスのボイルが多発!
ベイトおるやん(喜)!
見えないだけで中層には何かしらのベイトがいる模様。

俄然やる気になり、その後もボトム中心に探って行くも

バイトがない。

ここで気づく!

「そうだシーバスを釣ろう!」

15年くらい前にシーバスにハマっていた時期もありましたが、
フラットの味を占めてからは『out of 眼中』になっていました(苦笑)。
ベイトの示唆をしてくれる存在くらいにしか思っていなかったのですが、この時期なら美味い魚!

とゆうことで、表層をテロテロ引き!

18gはちょっと重い気もするが。。。

テロテロ

テロテロ

コッ!(ショートバイト)

テロテロ

テロテロ

ゴンッ !

久しぶりに掛けましたがよく引きますね!
手前のテトラを交わしてなんとかネットイン!.





50ないくらいですがキレイな個体だったのでストリンガーに繋いでお持ち帰り決定。

まだいるだろうと、同じポイントに戻って

テロテロ

テロテロ

コッ!(ショートバイト)

テロテロ

テロテロ

コッ!(ショートバイト)

めちゃくちゃ当たるけど乗らない。

手前のテトラ際でちょんちょんとダートさせると

バフッ!

下からバカでかい口が。。。

正直フッキングを躊躇うサイズ感。

お前は無理やで!
と思いながらフッキングしてました(苦笑)。

PE1号に12ポンドのリーダーなので走られたら大事なテストルアーはさようなら確定!

っということで。

アタマムコウムケサセナイ!

エラアライダイカンゲイ!

で以外と獲れました。





70センチちょいのまあまあなウエイト!

ただ、居付きで虫だらけ。。。(焦)
お帰りいただきました。

その後もミドルアッパー等でバイトは多発しましたがノーキャッチで終了。

やはり18gはシーバスには重いのかな?
あとアシストのトリプルが意味をなしてないのか?

課題の残る釣行になりましたが。
大きいのが釣れて満足はできました(笑)。

持ち帰ったシーバスは洗いとムニエルにして頂きましたが、美味しかったです!  

Posted by いわし工房 at 20:22 Comments(0) 釣果報告

2018年05月24日

バルサルアーの作り方 ②

こんにちはいわしです。
昨日に引き続きバルサルアーの作り方を紹介したいと思います!
※あくまで自己流のため異論大歓迎です。

本日はセルロースセメントについて書いていきます。


当工房では現在2種類のセルロースセメントを使用しております。
色々使ってみましたがこれらに落ち着いております。


ディッピング10回サンディング2回で段差も綺麗に消えてくれます!

セルロースの特性は下の皮膜を“溶かし ”ながら上塗りされる為、最終的に厚い一層のコーティングになることです。
ただ“溶かす ”には、塗装中の色流れやアルミの段差部分が凹む等、様々なトラブルがつきものです。
当工房も色々な方法で対策を行っております。


対策その1は溶剤(溶解)の強さです。
セルロースセメント(Feather)<セルロースセメント(藤倉)<ラッカーシンナー<アノン(シクロヘキサノン)
※個人の感覚に基づく
これがなにかというと、「皮膜の溶かしすぎ」「収縮の強すぎ」対策です。
弱い溶剤の皮膜の上から強い溶剤の皮膜をつけると、上記のトラブルの原因になります。感覚ではディッピング5回分くらい溶かしている気がします。
ですのでコーティングの順番は強い溶剤から順番に溶剤を弱くしていく方法をとっております。
【例 】ステップ1(藤倉セルロース5:シンナー3:アノン2)→ステップ2(藤倉セルロース6:シンナー3:アノン1)→ステップ3(藤倉セルロース7:シンナー3)→ステップ4(フェザーセルロース7:シンナー3)
※そこまで厳密にではない。
といった感じでコーティングしています。
2019年3月:アルミ張り直後のステップ3にてアルミの段差がおもいっきり凹むトラブル発生。原因追求中。

対策その2は養生時間。
これは簡単!最低1日はコーティング間の時間を空けるだけ。(注)夏場は2日以上空けるとひび割れます。
上下ひっくり返しながら1日一回のディッピング(ドブ漬け)コーティングを行います。
ディッピングはアイに気泡がかまないようにゆっくり沈めて、むらにならないようにゆっくり揚げます。


対策その3は色止め。(カブってしまいましたが気にしません)
1、2の対策だけで以外といけちゃうこともありますが、念のために行うのがエアブラシによる吹き付けです。
ここでも同じ、対策その1のステップにある希釈度のセルロースを吹き付けます。(気持ち強めでもOK!)
特にクレオスMr.カラーのブラッ ク、クリアカラーは流れやすいのでこれらを吹く場合には念入りに。

対策は以上!偉そうに書いてみましたが未だに失敗しまくりです。
一番はやはり横着しないことですかね(苦笑)。

※この記事で紹介したコーティング剤にはシンナーやトルエンなどの毒性の強い有機溶剤が含まれます。
使用する場合十分な換気ができる場所、若しくは屋外で作業を行なって下さい。  

Posted by いわし工房 at 16:06 Comments(1) ハンドメイドルアー

2018年05月23日

バルサルアーの作り方

こんにちはいわしです。
いわし工房のルアー製作について簡単に紹介したいと思います。

現在、当工房ではバルサルアー、メタルジグ、ジグヘッドなどソルトウォーターで使用するルアーを始め、ヤエンやウキなどの私の趣味嗜好に偏った物作りをおこなっています。
買った方安くていいやん?と思われる様な物も多々ありますが、そのものをあえて作るハンドメイドの楽しさを少しでもお伝え出来ればと思います。

まず初回は、バルサルアーの作り方を紹介します。
※あくまで私流ですので異論大歓迎です。



バルサはホームセンターに売っている一般的なものを使用しています。出来るだけ木目の少ないものを選ぶと、削る際にムラになりにくい!気がします。
比重の近い2枚を張り合わせて大まかに形成後、剥がして内部を組みます。
試作品は基本的に写真の方法をですが、極端な低重心などは鋳造したオリジナルウエイトを組みます。
ワイヤーは硬質ステンです。



そして圧着。エポキシ、瞬接両方使いますが、まだ割れる様な大きな魚を掛けたことがないので、どっちがいいのか分かりません。



カッターで理想的な形まで削って、



ヤスリで整えます。
ここでは、300番程度のから研ぎでフィニッシュです。この状態でセルロースの工程に進みます。

今日はここまで。
次回はセルロースセメントについて書いていきます!
  

Posted by いわし工房 at 13:30 Comments(0) ハンドメイドルアー